多彩なブルーのグラデーションと、オールドな風合いが魅力的な海色ヘリテージポットに、
枝ぶり美しいシェフレラ・レナータを仕立てました。
中くらいサイズながら、素晴らしい樹形のシェフレラ・レナータです。
年季を感じさせるがっしりとした白っぽい幹は、
ところどころ角度を変えながら左右に伸びていて、
風情と風格を感じる佇まいをしています*
どこか盆栽風なイメージもありますね*
シェフレラ・レナータは、葉先に少し入る切れ目が特徴のシェフレラです。
小さな切れ目は、とてもかわいらしく可憐な雰囲気があります。
シェフレラ・レナータも、他のシェフレラと同じく、
耐陰性(暗さに耐える力)が強い植物で、
また、耐寒性も強く、乾燥にもよく耐えるため、
とても扱いやすい観葉植物です。
このくらいの樹形のシェフレラ・レナータは、滅多に見かけることがなく、
稀少な存在です。
場所によって多彩な色味を見せる海色ヘリテージポット*
そのブルーは、光の当たり具合や波のさざめきによって繊細に変化する、
海の碧のようです*
仕上げとしては、オールドな仕上げが施されていて、
ところどころ露出する素地の部分は、海の岩礁、
貫入のヒビは、波間のゆらめき、白っぽい部分は波しぶき、のように見えてきて、
海の世界をそのまま切り取ったような、
どこか神秘的で深みのある、とても魅力的な雰囲気を湛えたポットです。
セラミス表面は、白い化粧石でマルチングしています。
*こちらは、底穴のない鉢にセラミス植えになりますので、このままお水やりができ、
お水やり後の水処理の心配もいりません。
セラミスは、底穴のない容器専用に開発されたドイツ製の高級用土で、
吸水性、保水性、通気性に優れているのが特徴です。
セラミスの登場で、底穴のない容器での植物の育成が、より身近になりました。
セラミスはその多孔質な構造から、自重の100%以上の水を吸収保持することができ、
植物は必要なときに必要なぶんだけ、セラミスから水を吸収することができます。
すみやかで豊富な水の吸収力は、水やりの水が過度に溜まるのを防止し、
根への通気性を確保します。
土植えと比べると、
「1回の水やりの量は少なめで、水やりの間隔は長め」
というのが、セラミス植えの水やりの大まかなイメージです。
水やりのタイミングは、セラミスの色で判断します。
セラミスが水を含んでいるときは、濃いレンガ色をしていますが、
水がなくなってくると、色が白っぽく薄くなってきます。
「セラミスが白くなったら水やり」(容器の5分の1程度)
が基本ですが、植物の種類や季節に応じて、
さらにタイミングを微調整するのがベストです。
詳しくは、育て方カードに記載しています。
また、セラミスは、底穴のない鉢・花器で、そのまま育てることができるので、
水やり後の鉢皿にたまった水の処理や、鉢皿からの水こぼれなどの心配がいらず、
見た目上も、よりスッキリまとめることができるのも、
セラミス植えの大きな利点のひとつです。