ダイナミックな樹形が存在感溢れるフィカス・アポロを、
砂を吹き付けたような質感が魅力的な、イオポットで仕立てました。
少しごつごつとした、濃い色の太く頼りがいのある幹が、
ところどころ角度を変えたり、少しカーブしたりしながら伸びていて、
ニュアンスのある幹の形をしています。
年季を感じさせる深い表情の幹は、いったいどのくらいの年月を生きてきたのだろう?
と、想像力を描き立てられずにはいられません。
枝葉もとてもバランスよくたくさん出ていて、素晴らしいボリューム感があります*
森のたいぼくのような、生命力溢れる雰囲気に満ちたフィカス・アポロです。
フィカス・アポロは、葉がとても厚く、
元のほうでは少しくしゅっと縮みが入るのが特徴です。
葉はとても密に付き、濃い色の幹と合わせて、
個性的な佇まいを見せてくれる種類です。
展開前、展開中の新芽は、特にそのくしゅみが強く、
それがために、ときおり傷が入る葉が出ることがあります。
アポロの特性としてご理解くださいませ。
成長はゆるやかできれいな樹形を長期に保ちやすく、
また、耐寒性、耐陰性にも優れるため、とても扱いやすい種類でもあります。
*生産、流通は、とても少ない種類です。
イオポットは、まあるいフォルムと、砂を吹き付けたような質感が、
とても風合い豊かなポットです。
素材は、セメントとグラスファイバーからできていて、
見た目の重量感から比べると、とても軽いのも特徴です。
砂漠の景色を切り取ったような表面の雰囲気が、
アーシーでオーガニックなテイストを醸しだしてくれる、ステキなポットです。
土表面は、アイボリーの発泡石でマルチングしています。
受け皿は、ポットとは別素材のプラスチック製のプレートです。
こちらのプレートは、言われなければ、むしろ、言われても、
プラスチックとは信じられないくらい、豊かで深みのある質感のプレートです。
とてもがっしりとしていて、強度もたっぷり*
プラスチックならではの、水に対する安心感もあります。