貫入とクラック(ひび)のコンビネーションが、
絶妙な風合いを醸し出す、
貫入 crack finish potに、
カラテア・マコヤナを仕立てました。
pot表面には、貫入とクラックが程よく入り、
とても深みのある表情をたたえています。
カラテア・マコヤナは、まるでひとが描いたアートのような、
葉の模様がとても美しく印象的な、クズウコン科の観葉植物です。
葉はやや薄く、光に向けるとやや透け感があり、
また、葉裏は表の緑色と異なり、赤紫色をしていて、
どこか幻想的な印象も受けます。
また、葉は、エバーフレッシュなどと同じく、
夜になると葉を閉じて立つように眠り、
明るくなると、光を求めるように横に広がる性質があり、
生命感にあふれています*
直射日光は好まず、耐陰性が強いので、
窓際ではない室内の明るめのところに、幅広く置くことができますが、
根も葉も湿り気を好み、乾燥に弱いですので、多めの水やりと葉水が必要です。
また寒さにも弱いので、やや手がかかる種類と言えますが、
それを上回る、いろいろな魅力を持った観葉植物です。
セラミス表面は、白い化粧石で化粧しています。
⇒貫入crack finish potについて詳しくはこちら
セラミスは、底穴のない容器専用に開発されたドイツ製の高級用土で、
吸水性、保水性、通気性に優れているのが特徴です。
セラミスの登場で、底穴のない容器での植物の育成が、より身近になりました。
セラミスはその多孔質な構造から、自重の100%以上の水を吸収保持することができ、
植物は必要なときに必要なぶんだけ、セラミスから水を吸収することができます。
すみやかで豊富な水の吸収力は、水やりの水が過度に溜まるのを防止し、
根への通気性を確保します。
土植えと比べると、
「1回の水やりの量は少なめで、水やりの間隔は長め」
というのが、セラミス植えの水やりの大まかなイメージです。
水やりのタイミングは、セラミスの色で判断します。
セラミスが水を含んでいるときは、濃いレンガ色をしていますが、
水がなくなってくると、色が白っぽく薄くなってきます。
「セラミスが白くなったら水やり」(容器の5分の1程度)
が基本ですが、植物の種類や季節に応じて、
さらにタイミングを微調整するのがベストです。
詳しくは、育て方カードに記載しています。
また、セラミスは、底穴のない鉢・花器で、そのまま育てることができるので、
水やり後の鉢皿にたまった水の処理や、鉢皿からの水こぼれなどの心配がいらず、
見た目上も、よりスッキリまとめることができるのも、
セラミス植えの大きな利点のひとつです。