底穴のない容器専用に開発されたドイツ製の高級用土で、吸水性、保水性、通気性に優れているのが特徴です。
セラミスの登場で、底穴のない容器での植物の育成が、より身近になりました。
セラミスはその多孔質な構造から、自重の100%以上の水を吸収保持することができ、植物は必要なときに必要なぶんだけ、セラミスから水を吸収することができます。
すみやかで豊富な水の吸収力は、水やりの水が過度に溜まるのを防止し、根への通気性を確保します。
土植えと比べると、
「1回の水やりの量は少なめで、水やりの間隔は長め」
というのが、セラミス植えの水やりの大まかなイメージです。
水やりのタイミングは、セラミスの色で判断します。
セラミスが水を含んでいるときは、濃いレンガ色をしていますが、水がなくなってくると色が白っぽく薄くなってきます。
「セラミスが白くなったら水やり(容器の5分の1程度)」が基本ですが、植物の種類や季節に応じて、さらにタイミングを微調整するのがベストです。
詳しくは、育て方カードに記載いたしております。
また、セラミスは、底穴のない鉢・花器でそのまま育てることができるので、水やり後の鉢皿にたまった水の処理や、鉢皿からの水こぼれなどの心配をしなくて済むのも、セラミス植えの大きな利点のひとつです。