唯一無二の素晴らしい樹形のシェフレラを、
貫入のアンティークな風合いと高級感のある佇まいが魅力的な、パソグレイズポットに仕立てました。
同じものはふたつとないと断言できるような、唯一無二の個性と美しさに溢れたシェフレラです。
年季を感じる非常に太い幹は、何度か角度を変えながら、
上部で立体感のある素晴らしい枝ぶりを見せてくれています。
私は、どちらかの日本庭園の梅の素晴らしい老木を連想しました。
幹の裂け目が気になられる方がいらっしゃるかもしれませんが、
この状態で長年生きてきた株ですので、まったく問題はありません。
また、それを補うように、太い枝のようになった2本の元気根が土にしっかり根ざし、
その部分からも水を吸い上げています。
シェフレラは、耐寒性、耐陰性、耐乾燥性、
どれも強く丈夫なため、とても扱いやすい観葉植物で、
古くから親しまれている種類です。
特に、床置きサイズがある樹木系の種の中では、耐陰性が1,2を争うくらい強く、
窓辺の日当たりでなくても大丈夫な点も、大きなセールスポイントです。
(日当たりが良いほうがより良いことには、違いありません)
パソグレイズポットは、さりげなく芸の細かい魅力的なポットです。
釉薬表面には、細やかな貫入が浮かび、さらに横方向にランダムにスクラッチが入り、
テクスチャーにもデザインが施されています。
上縁での切り替えのグレーブラウンのカラーは、シックな印象で、
表面にはデコボコとした、無造作加工が施されていて、
さりげなく表情豊かです。
土表面には、バークチップを敷いています。