観葉植物の中でも、特に丈夫な種類をピックアップしたコーナーです。
植物を育てる上で、丈夫という言葉は、少し曖昧な言葉ですね。
何をもって丈夫と言えばいいのか、なかなか判断に迷うところです。
乾燥を好む種類であれば、水やり不足にもよく耐えるという意味では、丈夫です。
でも、水やり過多に対しては弱く、その意味では丈夫ではありません。
湿り気を好む種類は、水やり不足に対しては弱く、その意味では丈夫とは言えませんが、
水やり過多に対しては、ある程度強く、その意味では丈夫です。
このように、丈夫という言葉は、植物の性質のどの部分を見ての話なのかによって、
同じ種類でもまったく逆の話になってしまい、
丈夫という言葉の使い方には、とても神経を使います。
(個別の商品紹介ページでは、不用意に丈夫という言葉を使わないよう、心がけています。)
そのようなことを踏まえたうえで、こちらで紹介する種類は、
特にどの部分がというわけではなく、育てている中で、「この種類は丈夫だな」と、
漠然と感じられる、そんな、総合的な意味で丈夫な種類です。
もう少し具体的に言うならば、ここで言う、総合的に「特に丈夫な種類」とは、
耐陰性が強く、乾燥にもある程度よく耐え、病害虫も付きにくく、
葉の持ちも比較的長い、そんな特徴を持った種類です。
主に、サンスベリアやシェフレラ、パキラ、モンステラ、ポトス、アグラオネマやディフェンバキア。
フィカスの中では、バーガンディやエラスティカ、カシワバゴムの木などを中心に、
特に丈夫と言って、間違いない種類をピックアップしています。